冬のアプローチはこれを知らないと上手くならない!!

5UNDERS GOLF恵比寿ツアープロコーチ山田直知(ヤマダ タダシ)です。

今回はこれから冬ゴルフになると、皆様苦戦しやすいアプローチのレッスンを致します。冬ゴルフのアプローチは芝生が枯れて、空気が乾燥することで地面が硬くなります。このような状況になった場合、夏のアプローチの打ち方のままやっても、まず上手くいきません。芝生の状況に合わせてクラブの性能を考え冬のアプローチショットが成功するクラブ選びましょう!

冬アプローチの成功するクラブチョイス

夏場のアプローチで多く使うのはSWです。理由はグリーン周りの芝生が長い為、SWのようにロフトの多いクラブでボールを高く上げて長い芝生のエリアを飛び越えて高い球で直接グリーン面に乗せる方が夏場はピンに寄せやすいショットとなります。しかし冬は芝生も枯れ、枯れた芝生は伸びることなく短い。しかも地面が硬い。その為ラフにボールを落としてもボールは転がります。グリーンに直接乗せることなくグリーン周りにクッションさせPWや7番アイアンでアプローチをしても寄せることができるようになります。

芝生が短くなることで起こりやすいミス

上記の写真のようにSWはボールとクラブの接点がクラブフェースに当たってないことがわかります。通常の打ち方をするとSWはトップします。トップするので無理矢理打ち込むと、ザックリのミスがでます。一方、PWはギリギリではありますがフェース面の下方にボールとフェースの接点があります。このように芝生が短くなればなるほど、ロフトの立っているクラブしかフェース面に直接当たらないのです。

7番アイアンくらいのロフト角になるとボールとフェースの接点はだいぶ上になりミスをしにくくなります。

SWをどうしても使いたい状況もコースに行くと出て来るとは思います。冬場にだけバウンスの少ないSWにするのも1つの方法となります。

しかしバウンスを減らしても難しいので、なるべく7〜9番アイアンでアプローチすることをオススメ致します。

こちらのプロは9番アイアンでアプローチしております。

↑ SWのアプローチショットのハイスピードカメラ映像です。

↑ 7番アイアンのハイスピードカメラ映像です。

こちらの映像では両方ともナイスショットなんですが、SWの方がわずかにボールに当たる前に芝生にクラブが触れているのはお分かり頂けますでしょうか?

結論を言いますと、冬のように芝生が短くなるとSWでのアプローチは難しいなります。7〜9番アイアンを使用して頂く事をオススメ致します!

それの方が大きなミスが減り楽しい冬のゴルフになると思います。是非お試し下さい。

5UNDERS GOLF恵比寿では冬場のアプローチを徹底的にトレーニング致します!アプローチ特別プランもご用意致しておりますのであなたのゴルフをしっかりサポート致します!