【丸の内】冬に少しでも飛距離を落とさない方法

5UNDERS GOLF丸の内ツアープロコーチ山田直知です。冬でも飛距離を少しでも落とさない方法と対策を教えます。真冬のゴルフは気温が下がり大変苦労することが多いですね。その真冬ゴルフで出来るだけ快適に楽しいゴルフができるように体を冷やさない準備をしましょう!そしてラウンド中盤は運動しているので体が熱くなることもあります。体温調整がしやすいアイテムの工夫も大切です。

まず、夏ゴルフと冬ゴルフでは気温が違います。気温が下がると飛距離が結構落ちるのはご存知でしょうか?飛距離が落ちるとセカンドショットで長い距離が残りグリーンオンする確率が下がります。そうすると冬の枯れた芝生からの難しいアプローチを多く打つことになりスコアが夏場より悪くなります。

ではどのくらい飛距離が落ちるのでしょうか?まずは飛距離が落ちる原因の1つがボールの影響です。ダンロップのボール開発担当者に聞きましたが25度の気温の時よりも3度の気温時は約5yほど飛距離が落ちるとのことでした。対処方法はボールを冷やさないようにする事。ポケットの中でホッカイロで温めておくのも良いですね。毎ホールボールをローテーションさせて暖かくなったボールを使うと良いですね。ボール表面のカバーも低温時に硬くなり、フェース面でボールがスリップしやすくなり、ショートゲームの距離感も合わせにくくなります。

次に空気抵抗です。

気温が低いと空気の密度が高くなり空気抵抗が上がることで飛距離が落ちます。

夏は空気の密度が下がることで飛距離が出ます。これに関しては空気を温めることは出来ない為、これに対する対処方法はありません。気温3度くらいのところでは25度の気温のところより10y前後飛距離が落ちるとも言われております。グリーンを狙う時は夏場よりも番手を上げましょう。

ちなみに私はドライバー20yアイアン15y飛距離が落ちます。ただグリーンやフェアウェイが凍っていたりすると逆に夏より飛んでしまう場合もあります。

他にも飛距離が落ちる原因として筋肉の緊張です。皆さんも寒いところに行くと首がすくみ、肩に力が入り奥歯を噛み締めて手を強く握り体全体に力を入れた経験があるのではないでしょうか?これは寒いところに行った時、筋肉を緊張させると筋肉から熱を発生させて体を冷やさないように無意識に働く体の防衛反応なんです。

ゴルフはとてもデリケートなスポーツな為、構えてる時から寒くて緊張していたらどうなるでしょうか?寒さのせいで肩が緊張して腕全体は上に上がります。そうするといつもより腕が短くなったのと同じ状態になりトップのミスが出やすくなります。仮にそれでも上手く当たったとしても、肩がすくむことで両腕は短くなったのと同じ状態ですから、それだけでも遠心力が出なくなりヘッドスピードが結果的に落ち飛距離が出なくなります。緊張して構えていると体が硬い状態になっており関節の可動域が極端に下がり、体が思い通りに動かずにボディーターンの量や捻転の量が減り飛距離が落ちます。対処方法はラウンド前にしっかりウォーミングアップをして体を温めること。例えばお風呂でしっかり温まったあと、寒いところに行っても大丈夫な時と同じように、真冬の朝一のティーグランドが涼しくて気持ち良いと思えるくらいウォーミングアップできていたら完璧です。

それとゴルフウェアの工夫です。最近はウェアもハイテクでヒーター入りのウェアもあります。

暖かく薄着で動きやすいゴルフウェアは冬ゴルフにはとても大切なアイテムとなります。

手を温める工夫も必要です。ズボンの両ポケットにホッカイロを入れておくこと。

邪魔にならない暖かいゴルフ用の手袋を付けること。

ネックウォーマーも必要ですね。これはラウンド中歩いたり走ったりすると熱くなることもあります。これらは、熱くなってきたらすぐに外せる物が良いと思います。

これらの体を冷やさない準備をする事で快適な冬ゴルフを楽しむことができます。スイングに邪魔にならないアイテムを事前に準備することで、本来の自分のパフォーマンスを下げることなくプレーができます。ラウンド前に連続素振りを50回やってみるのも良いですね!一気に体が温まります。体力に自信のある方はしっかりウォーミングアップをしましょう。

5UNDERS GOLF丸の内はインドアで暖かく半袖でゴルフの練習できます。ゴルフスイング形成とボールコントロールの技術を習得していただけるゴルフレッスンを行います。

有名ツアープロをたくさん指導してきたツアープロコーチ山田直知が、直接あなたに正確なゴルフレッスンを行います。冬はインドアでゴルフスイング形成がオススメです。冬の間に最高レベルのゴルフスイングを身につけて春には美しいスイングで楽しいラウンドを行いましょう!